津波や高潮による洪水や土砂災害から人々の生命を守るための防災事業。
災害を想定し、その予防や発災後の復旧、復興計画など、その地域の防災から復興に至るまで全体を見通した防災を担います。
防災事業
盛土式津波避難施設「命山」
湊西地区 命山（静岡県袋井市）
東同笠・大野 命山（静岡県袋井市）
静岡県袋井市の盛土式津波避難施設「命山（いのちやま）」は、同地区で古来から伝わる「命山」という人工の塚（つか）による津波避難を現代の技術で発展させたものです。土構造物のため、半永久的な構造物で、平時は公園として利用されることで市民にも親しまれ、かつ避難場所としての認識を持ち続けられます。弊社代表の瀬尾は、土木学会において、これらの命山の計画と設計に関する論文を複数発表しています。
津波避難タワー
津波避難タワー（静岡県御前崎市）
津波避難タワー
鋼構造等の立体構造物で、盛土のような法面が必要なく狭い敷地にも建設が可能です。
防潮堤
防潮堤（静岡県袋井市）
防潮堤遠景と命山（静岡県袋井市）
台風などによる大波や高潮、津波の被害を軽減する防潮堤。自然の破壊的な力にさらされることを前提に構築し、かつ、景観や生態系など環境への影響を最小限になるよう考慮します。
災害シミュレーション
津波シミュレーション 防潮堤などの構造物がない場合（静岡県袋井市）
津波シミュレーション 防潮堤などの構造物がある場合（静岡県袋井市）
津波や内水氾濫などのシミュレーションを行ない、専門分野における研究に基づいた防災計画を立案しています。